103回薬剤師試験問175
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問176
高分子の構造と性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 合成高分子は単量体の重合反応によって合成されるため、一般に分子量が均一である。
2 分子量が均一なあるタンパク質が溶媒中で会合することなく分散しているとき、その数平均分子量と質量平均分子量は等しい。
3 高分子の物性は、単量体が同じであれば、その分子鎖の長さによらず同一である。
4 良溶媒中の高分子は、分子が伸びた形状をとりやすくなるため、溶液の粘度は高くなる。
5 核酸が形成する二重らせん構造は、分子鎖内の水素結合によって形成されるため、二次構造に相当する。
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問177
図の固形製剤の製造工程に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

103回薬剤師試験問177
1 粉砕を行うと、主薬が分解することがある。
2 結合剤を粉末のまま用いると、水溶液で用いた場合に比べ、均質な造粒物が得られる。
3 混合①から乾燥までの操作を同一装置で連続的に行うには、流動層造粒機が適している。
4 滑沢剤の添加量が多いほど、整粒した粉体の流動性が高くなる。
5 図の原料の組合せと工程は、トローチ剤の製造に用いられる。
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問178
油相に水相を常温で撹拌しながら徐々に加え、o/w 型のクリーム剤を調製したい。調製している溶液の粘度変化を表すグラフとして最も適切なのはどれか。1つ選べ。

103回薬剤師試験問178
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問179
薬物とその効果等を向上させる目的及び目的を達成するために実用化されている薬物送達システム(DDS)の組合せとして、正しいのはどれか。2つ選べ。

103回薬剤師試験問179
1 アルプロスタジル 血液脳関門透過性の増大 高分子マトリックス
2 チモロールマレイン酸塩 有効血中濃度の持続化 リピッドマイクロスフェア
3 硝酸イソソルビド 有効血中濃度の持続化 経皮吸収治療システム
4 ドキソルビシン塩酸塩 がん病変部への薬物の集積 リポソーム
5 プロポフォール がん病変部への薬物の集積 抗体薬物複合体
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