【問252~問257】103回薬剤師国家試験の薬学実践問題・薬理

問252−253
76歳女性。狭心症。大学病院の紹介で、自宅近くの診療所を初めて受診し、以下の処方箋を薬局に持参した。薬剤師が、初回来局である患者の聞き取りを行ったところ、歯科治療中であった。

103回薬剤師試験 薬学実践問題 問252-253
問252(実務)
薬剤師がこの患者に行う指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。

1 咳が続く時は、医師又は薬剤師に相談してください。
2 テープ剤は、必ず心臓の真上に貼ってください。
3 抜歯の際は、ボノプラザンフマル酸錠の服用を中止してください。
4 頭痛、立ちくらみが起こることがあるので注意してください。
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問253(薬理)
処方された薬物のうち、サイクリックGMP(cGMP)依存性プロテインキナーゼを活性化して血管拡張作用を示すのはどれか。2つ選べ。

1 リシノプリル
2 アスピリン
3 ジルチアゼム
4 ニコランジル
5 硝酸イソソルビド
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問254−255
42歳女性。食後、みぞおちに差し込むような痛みが続いたため内科を受診し、胆石症による痛みと診断された。

問254(実務)
この患者の治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

1 ウルソデオキシコール酸
2 カモスタットメシル酸塩
3 ランソプラゾール
4 フロプロピオン
5 シメチジン
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問255(薬理)
前問で適切と考えられた薬物の作用機序に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 胆石表面のコレステロールをミセル化することで胆石を溶解する。
2 胆嚢からの胆汁排泄を抑制する。
3 カテコール-o-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害することでOddi括約筋を弛緩させる。
4 タンパク質分解酵素を阻害する。
5 H⁺,K⁺-ATPase を阻害する。
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256−257
50歳女性。頻尿、排尿痛があり泌尿器科を受診し、尿道炎と診断され処方(処方1 )が出された。同日、歯科にて抜歯し処方(処方2)が出され、近くの薬局にて処方1 と2 の薬を受け取った。4日後薬局に電話をかけ、「もらった薬は決められたように飲んでいる。痛み止めは昨日まで7回飲んだ。昨日から太ももが痛く、今日は、手足がだるく、足に力が入らず歩けないため仕事を休んだ。このまま薬を服用していいか。」と相談した。来局時、お薬手帳は持参しておらず、聞き取りでは「薬の名前は覚えていないが、他の薬局でもらった骨の薬と、コレステロールの薬と、胃薬を飲んでいる。」とのことであった。そこで、薬剤師が電話口でこの女性にお薬手帳を確認してもらったところ、₁ 年ほど前から他の薬局にて調剤された薬剤を継続服用していることが明らかになった。薬剤師は薬物相互作用を疑い、直ちに処方医に連絡をした。

103回薬剤師試験 薬学実践問題 問256-257

問256(薬理)
次の作用様式のうち、この患者が服用した5 つの薬物のいずれかの作用機序に当てはまるのはどれか。2つ選べ。

1 核内受容体刺激
2 G タンパク共役型受容体遮断
3 DNA 複製阻害
4 細菌のリボソームでのタンパク質合成阻害
5 タンパク分解酵素阻害
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問257(実務)
薬剤師が薬物相互作用の原因と考えた薬剤はどれか。2つ選べ。
1 アルファカルシドールカプセル
2 ポラプレジンク口腔内崩壊錠
3 シンバスタチン錠
4 クラリスロマイシン錠
5 ロキソプロフェンナトリウム水和物錠
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