問341 医療の高度化と専門化、さらにヘルスケアの医療概念の拡大に伴って患者・クライアント自身の主観的な価値判断を抜きにして医療を実践することができなくなってきている。このような中、医療の高度専門化やチーム医療への対応を妨げるのはどれか。1つ選べ。 1 インフォームドコンセント 2 医療従事者中心の医療 3 患者の権利...
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問336 汎発性血管内血液凝固症の治療のため下腿末梢静脈からガベキサートメシル酸塩(以下GM と略す)を点滴投与していた患者に、投与開始6日後になって注射部位から血管に沿って静脈炎が生じた。同様事例の予防のため、考えられる対策として誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 GM はできるだけ太い血管より投与するよう医療スタ...
問331 細菌、真菌、ウイルス感染の拡大防止に用いるため、次亜塩素酸ナトリウム濃度6 %の消毒薬を購入した。0.02%(200 ppm)次亜塩素酸ナトリウム消毒液1Lを調製する方法として正しいのはどれか。1つ選べ。 1 消毒薬の原液100mL に水を加え全量を1 L とし、この液100 mL を採取し、これに水を加えて...
問326 50歳男性。28歳の時に胃の全摘出手術を受け、術後5年間は定期的に検査を受けていたが、それ以降は通院していなかった。数週間前より疲れやすくなり、食欲も減退したことから、クリニックを受診した。受診時には皮膚蒼白であった。血液検査の結果は以下の通りであった。 白血球数6,500/uL、Hb7.9g/dL、血小板数...
問318−319 72歳男性。通院困難なため在宅医療を受けている。医師の訪問時に男性の家族より、夜になると咳が止まらなくなり本人が眠れていないことが伝えられた。診察の結果、次の薬剤が処方され、薬剤師が在宅にて対応することとなった。 問318(実務) 3日後、薬剤師が訪問したところ、家族から症状も改善されず痰もつまってい...
問312−313 76歳男性。脳梗塞の既往と高血圧、脂質異常症(高脂血症)、不眠、便秘のため、以下の処方により治療を継続中である。薬局での服薬指導時に、患者から最近便が黒っぽいとの訴えがあった。薬剤師が主治医に連絡したところ、精密検査により大腸がんが見つかり、3ヶ月後に切除手術を受けることになった。 問312(実務) ...
問306−307 69歳女性。皮膚科を受診し、四肢の皮膚湿疹に対して以下の処方箋を持ち、初めてこの薬局を訪れた。薬剤師が薬を取りそろえる前にお薬手帳で併用薬を確認したところ、女性はラタノプロスト点眼液を処方されていた。なお、副作用歴やアレルギー歴は無いとのことであった。女性は今回の処方薬を初めて使用する。 問306(法...
問298−299 50歳男性。庭で草むしり中にハチに刺された。その直後に全身の瘙痒感と発赤が認められ、口唇部から頸部にかけての違和感と呼吸苦が出現した。40 分後に救急搬送され、治療が開始された。搬送時には、頸部、体幹、四肢に広く膨隆疹、頭部顔面全体に発赤腫脹を認め、意識はもうろう状態であった。 検査データ: 血圧78...
問292−293 28 歳女性。1 ヶ月ぐらい前から動悸、手指の震えがあり、発汗が多くなったため近医を受診したところ、バセドウ病と診断され下記の薬剤が処方された。 問292(実務) 患者への説明として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 催奇形性の報告があるので、薬剤服用中は妊娠を避けるよう説明する。 2 甲状腺ホルモンの...
問286−287 24歳男性。悪性リンパ腫に対して外来化学療法を実施予定である。外来化学療法室で、薬剤師がレジメンチェックを行った。 問286(実務) 医師に確認又は提案すべき内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 リツキシマブ注射剤の投与前に、B 型肝炎ウィルス感染の有無を確認する。 2 シクロホスファミド水和物...