歯科衛生士国家試験

歯科衛生士国家試験とは

歯科衛生士国家試験は1948年(昭和23年)に成立し、1948年(昭和23年)に施行された歯科衛生士法に基づ実施される国家試験です。

合格率

歯科医療振興財団公開している平成17年(2005年)以降の受験者数と合格者数の推移表を見ると、2007年の第16回(平成19年)と第26回(平成29年/2017年)の合格率が93%と少し低くなっているものの、その他の年度における歯科衛生士国家試験の合格率はおおむね95%以上と高い合格率になっています。

年次別のデータをあげてみると、2005年(平成17年) 実施の第14回歯科衛生士試験における受験者数は6,743名、合格者数6,467名、合格率95.9%。2006年(平成18年)の第15回試験の受験者数は7,312名、合格者数7,012名、合格率95.9%。2007年(平成19年)第16回試験は受験者数7,040名、合格者数6,605名、合格率93.8%。2008年(平成20年)第17回は受験者数6,361名、合格者数6,103名、合格率96.0%。2008年(平成21年)第18回は受験者数6,038名、合格者数5,757名、合格率95.3%。2009年(平成22年)第19回は受験者数5,929名、合格者数5,761名、合格率97.2%。2010年(平成23年)第20回は受験者数5,788名、合格者数5,585名、合格率96.5%。2011年(平成24年)第21回の受験者数は3,661名、合格者数3,507名、合格率95.8%。2012年(平成25年)第22回の受験者数は6,064名、合格者数5,832名、合格率96.2%。2013年(平成26年)第23回は受験者数6,685名、合格者数6,492名、合格率97.1%。2014年(平成27年)第24回の受験者数が6,753名、合格者6,475名、合格率95.9%。2015年(平成28年)第25回は受験者数7,233名、合格者数6,944名、合格率96.0%。2016年(平成29年)第26回は受験者数7,218名、合格者数6,737名、合格率93.3%。2017年(平成30年)第27回は受験者数が7,374名、合格者数7,087名、合格率96.1%。

試験策定・管轄

歯科衛生士法第11条に基づいて厚生労働省医政局が監修。尚、試験の実施に関する事務は、平成3年7月1日以降、歯科衛生士法第12条の4第1項の規定にて指定されている一般財団法人 歯科医療振興財団が行っています。

試験日・試験日程

毎年3月上旬の日曜日に実施される傾向があります。

試験会場・試験会場

北海道、宮城県、千葉県、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県にて実施。試験会場は受験者数や運営環境により変動しますが、毎年、定番として試験会場に選ばれる施設もあります。

合格発表

歯科衛生士国家試験の合格者は、毎年3月末頃の昼過ぎに厚生労働省と一般財団法人歯科医療振興財にその受験地及び受験番号を掲示して発表されます。近年は合格者速報として厚生労働省のホームページにも掲載されています。

受験願書と必要書類について

受験願書は一般財団法人歯科医療振興財から各学校や養成所に送付(毎年9月中旬ごろ)されていますので願書と卒業証明書若しくは卒業見込証明書又は歯科衛生士国家試験受験資格認定書の写し及び写真を用意。受験手数料14,300円を振り込みます。その後、受験年度の2月上旬ころに、歯科医療振興財から受験票が送られてきます。

その他の詳細について

受験手続、受験資格、受験に伴う配慮、受験願書等の請求方法について、災害等の対応について、保健師助産師看護師試験委員についての項目は毎年最新情報が厚生労働省のホームページに公開されますので確認してください。

試験対策について

シカキャリでは、歯科衛生士国家試験の過去問題集や受験後の最新の解答速報などを提供していますので、受験される学生さんは是非ご覧ください。

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